ひのきハウスをご覧になった方が、最初に気づかれるのに建具があります。
細かい細工を施した格天井や曲線を多く使った障子や引き戸、和紙と桐を張り合わせた襖や、桐材だけで仕上げた作り付けの家具等、一つ一つが手づくりの職人の仕事です。

知覧と言えば、武家屋敷。厳密で重厚な家造りを基本とするこの地では、かつて多くの優れた技術が育ちました。
それを継承する技と経験を持った職人が、ひのきハウスの美しい意匠を担当しているのです。

それは、大きな梁を多く使う天井や壁の意匠にも見られます。
もちろん製材し、七寸、八寸といった角柱もふんだんに使用していますが、原木の形状のまま乾燥し、その美しい自然の曲線や木目を磨きだし丁寧に仕上げています。

それを構造と組合わせるのには、技術と経験がなければできません。
これには多くの方々が驚かれるようです。

ひのきハウスの独特の暖かみや落着きは、こうした職人の高い技術と、最新の工法、それに自然素材へのこだわりが、造り上げているのです。

ひのきハウスの大きな特徴に床・壁材があります。

徹底して段差をなくした床面には、檜はもちろん、杉、松、チーク等、施主様の要望と当社の提案を摺り合わせながら、最もふさわしい木材を選んで決定します。

ひのきハウスでは、腰板にも床材を使用しています。床材と漆喰の壁に調和する腰板は、空間のデザインや機能性上で重要な役割を果たします。

床と腰板に使用している材の厚みは、15mm以上を基本にしていますから、ひのきハウスの気密性・遮音性が高いのか、お分かり頂けますね。

また、リビングの床には縁なしの畳を使用する場合もあります。フローリングだけでは、物足りないと感じる方も無理のな いデザインと心地よさに定評があります。

板面と畳面の高低差は全くありません。廊下からトイレ、洗面所への床にも段差はまったくありません。洋の建物にも自然素材を活かした創作建具の引き戸を使う事で、雰囲気を保った安全な空間を造り出しています。