モデルハウスは、実際に住んだ姿を夢見れるように、美しく華やかな住宅を展示しています。
しかし、そのモデルハウスがどのような基礎の上に、土台を組み、柱を立てているのか、というのは各々の家によって大きく異なる事実をご存知でしょうか。
実際に住み始めると、表面よりも、もっと奥、真のところが大切になってきます。住み心地に視点が切り替わるためです。大きくしっかり包まれる感じなのか、それともペラペラの頼りない感じなのか。常にメンテナンスが必要なのか・・・。
モデルハウスも大切ですが、それよりも建てている最中の現場を数多く見ることです。いろいろな建築現場を見ていると、自ずと違いが見えてきます。目で見て感じると、なにかしら感じるところがあるものです。防腐剤から気分が悪くなることもあるかもしれませんし、搬入されている木材を見て比べてみると一目瞭然です。
無垢のヒノキを使っている工事現場に入れば、癒しの香りに心が安らぐこともあります。大きな梁の存在を見ることも楽しいです。
もし仮に、建築中の現場を、工事中で危険だから見せないという業者があるとすれば、中身に自信がないのかもしれません。
良心的な業者であれば、実際に現場を見て感じていただきたいと思うものです。