古来、日本の家づくりには漆喰が使われてきました。文化財に指定されている歴史のある有名な建物の白壁も、みな漆喰です。
漆喰といえば日本の家の壁というイメージをもつひとも多いと存じますが、実際には5000年前のエジプトにおいても使用されていました。
地中海の白い建物の壁も漆喰で作られていますし、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」やラファエロの「天使の壁画」の下地も漆喰です。
- 家の中は清潔
漆喰は、静電気が発生しないためか、100年たってもほとんど誇りが溜まらないことをご存知でしょうか。
- 人にやさしい安心成分
漆喰の原料は石灰(炭酸カルシウム)で、これを焼いて生石灰にし、さらに水を吹きかけて消石灰にします。この消石灰が漆喰とよばれるものです。
消石灰は、カルシウムと水素と酸素でできており、水酸基(OH)はマイナスイオンの塩基(アルカリ性)です。残りはCa(カルシウム)であり、人にやさしい成分元素です。
- 全くの不燃性であり、火事の際に安心
ビニールクロスと漆喰の体感の違いは大きいです。
漆喰には空気を浄化する働きもあります。
とにかく、気持ちがよいことが特徴です。